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(1-1) be動詞 と 一般動詞

be動詞 と 一般動詞

動詞とは、例えば「go」や「play」などであるが、よく見る「is」や「are」も動詞に含まれる。この動詞の種類によって文章中での使われ方が違うのである。まずは動詞の種類を覚えよう。

be動詞 一般動詞
am / is / are go / play / run など(be動詞以外の全て

動詞の種類はこの2つだけである。とても簡単。
ではこの2つの動詞は何が違うのか?
一般動詞は「run(走る)」や「eat(食べる)」などその名の通り"動き"を示す。
反対にbe動詞は「〜です」や「〜にいる」などその名前やその状態を示す。「be"動詞"と言いつつ動かないんじゃん!」と思うかもしれないが、それはそういうものだと思って覚えよう。

be動詞「am/is/are」をどう使い分けるかはなんとなくわかると思うのでサラリと説明する。
基本は主語が単数の時は「is」、複数の時は「are」だ。例えば主語が「He」だったら「is」、「We」だったら「are」という具合。
ただし例外として主語が「I」のときは「am」、「You」のときは「are」が使われる。

Tips
上記で紹介した動詞は全て「現在形」というものである。 動詞は時間軸によって形があり、「〜であった」などの過去形、「〜になるでしょう」などの未来形などが存在する。 例えばbe動詞だったら上記の3つ以外に was や were などがある。一般動詞も過去形・未来形以外にも過去完了形や未来完了形などがある。 動詞の形はやっていくうちに自然と覚えていけると思うのでここでは割愛する。

動詞の使い分け

さて、be動詞 と 一般動詞 の違いがわかったところで簡単な文章を組み立ててみよう。
以下にいくつか例文を用意した。どういう場合に be動詞 でどういう場合に 一般動詞 か分かるだろうか?

  1. He is Tom. (彼はトムです。)
  2. He plays tennis.(彼はテニスをします。)
  3. I am a teacher.(私は教師です。)
  4. I'm from Toyota.(私は豊田市出身です。)
  5. Yumiko goes to School.(ゆみこは学校へ行きます。)

(1)はbe動詞「is」、(2)は動詞「plays」、(3)はbe動詞「am」、(4)は「I'm」と省略されているがbe動詞「am」、(5)は動詞「goes」を使っている。
be動詞はいずれも「私は〜です」とか「彼は〜です」のような名前やその状態を示す文章になっており、一般動詞は「私は〜へ行きます」や「彼は〜をします」のような"動き"を示していることがわかると思う。